山本聖子を怒らせた関係者の証言とは？

先日、稀代の格闘家、山本ＫＩＤ徳郁さんが癌により逝去されましたが、それに関連して妹のダルビッシュ聖子（旧姓　山本）さんが怒りのコメントを出しています。

それは山本ＫＩＤ徳郁さんの病状などについて関係者とされる人物の証言が嘘にまみれているからなのだそうです。

もちろん、どの記事のどの部分が、というところまでダルビッシュ聖子さんは特定していませんが、今回はどの記事なのか探してみる事にしました。

私は山本ＫＩＤ徳郁さんが稀代の格闘家であり、素晴らしいマインドを持った夫婦愛、親子愛に道が人物だと思っています。

彼が逝去した後に汚名を被ったり、偽りの情報に虚飾されてしまうのは一ファンとして耐えがたいものがあります。

・関係者の証言を見てみよう

「2年前に胃ガンがわかったとき、すでにステージIVまで進行していたと聞いています」（KIDさんを知る格闘技関係者）

「日本で治療すると、人目につくからという理由でグアムでの療養を選んだ」（同前）

「グアムに戻って以降、KIDの容態は急激に悪化した。ガンが全身に転移し、病院を退院。終末期医療を受けるため、緩和ケア専門の施設に入っていた。痛みを抑えるモルヒネを打つくらいしかできなかったようだ」（前出の格闘技関係者）

「日本に戻って治療することも考えたようだが、飛行機に乗ることが辛い状態になっていた。もう、グアムから日本に帰国することはできないと、本人もわかっていた。8月いっぱいもつかどうかと言われていて、親しい友人らと会っていた」（同前）

出典　http://blogos.com/article/327475/

例えばこのような証言が関係者とされる人物から出されていますね。

これがダルビッシュ聖子さんの言う証言なのかどうかは定かではありませんが、ネット上にはこうした証言がいくつも見られました。

内容についてかなり踏み込んだものですし、病状についても詳しく説明しているので、本当に関係者なのかもしれませんが、近しい人がこれほど詳しい情報を周りに漏らすのかどうか疑問が残ります。

まだご家族が喪に服されている期間なのですから然るべき配慮があっても当然のようにも思えます。

・山本聖子さんのコメント

「兄の病に関する記事で関係者と称して全然違う事ばかり書いてるものを度々目にします」

「嘘をつく事に想像力を働かせたり労力を費やすのではなく、残された家族の痛みを想像したりできないのでしょうか？嘘ばかりを想像して作る記事を仕事と言えるのでしょうか」

出典　https://twitter.com/seiko63?lang=ja

山本聖子さんはツイッター上でこのように発言をしています。

よほど堪えきれなかったものがあるのでしょう。

最愛の兄を失ったばかりの今の時期に、事実とは異なる記事が氾濫するのであれば気持ちが穏やかでいられないのもとうぜんかもしれません。

今はただ静かに兄の冥福を祈りたい、というのが素直な気持ちでしょう。

・まとめ

今回のような出来事は本当に残念ですよね。

山本ＫＩＤ徳郁さんは稀代の格闘家として歴史に名を残しました。

偉人の死にはこうした出来事も付きまとってしまうのかもしれませんが、それでも残念な事には変わりありません。