海賊と呼ばれた男が地上波初登場! 出光佐三がなぜ海賊なのか?
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百田尚樹さんが原作を書いた海賊と呼ばれた男が、今夜地上波初登場だという事で話題に上がっています。
主演を務めたのは名優の岡田准一さんですから、演技力に関しては申し分がないと思って良いでしょう。
さて、そこで気になって来るのは誰が、なぜ海賊と呼ばれたのだろうか? というところです。
岡田准一さんは歴史上実在した人物、出光佐三をモデルにした役を演じていると言われています。
ですから、今回は出光佐三についてまとめていきたいと思います。
・出光佐三の実像
生誕 1885年8月22日
福岡県宗像郡赤間村
(現・宗像市赤間)
死没 1981年3月7日(95歳没)
国籍 日本の旗 日本
別名 海賊
出身校 神戸高等商業学校
(現・神戸大学経済学部)
職業 実業家
活動期間 1909年 – 1981年
影響を受けたもの 水島銕也、内池廉吉
肩書き 出光興産創業者出典 wikipedia
出光佐三は日本の実業家として戦後経済をけん引した人物として知られています。
実業家としての能力も非常に高かったのですが、出光佐三の名が現代まで鳴り響いているのは何と言っても海賊と呼ばれたある事件が起きたからなのです。
その事件というのは「日章丸事件」と呼ばれています。
1953年にこの事件は起きています。
・日章丸事件とは?
これはイラン、イギリス、日本の間で起きた国際的な事件です。
当時、イランは産油国でありながら王族がイギリスに篭絡されており、石油利権というのはイラン王族のみが享受していたのです。
その状況を危惧したイランの首相が石油の国有化に成功するのですが、これに対してイギリスが非常に強硬な対応に出るのです。
イギリスはイランを封鎖し、世界に向けてイランの石油はイギリスの所有物であり、手を出す事は許されないと声明を出します。
当時、イギリスの影響力は凄まじいものがあり、どの国も手を出す事が出来なかったのです。
イランは潤沢な石油を持ちながら、買い手がいないために困窮の極みを経験します。
その時、出光佐三が名乗りを上げるのです。
・大和魂を見せた出光佐三
出光佐三はイランを強大なイギリスに反旗を翻した勇気ある国と称賛し、その国を日本が助けないでどうするのかというのです。
そして、イランから何と2万トン以上の石油を輸入し、戦後の荒廃で疲弊していた日本へ持ち帰る事に成功します。
これによって欧米からは海賊だと言われるのですが、出光佐三は国内からも中東からも注目される偉人となったのです。
こうした気骨のある人の逸話というのは本当に面白いですね。
海賊と呼ばれた男は何としてもみたいと思います。
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