祇園祭の花笠巡行が中止！　祇園祭が最初に中止された理由は応仁の乱？

さて、猛暑が続いている影響によって様々な方面に影響が出ています。

その1つがこの時期にとても多いお祭りです。

日本で最も有名なお祭りの1つ、祇園祭では猛暑により花笠巡行が中止になりました。

大変歴史あるお祭りの中の重要な部分が中止になるというのは、非常に重い決断だったと思います。

しかし、ネット上ではこの猛暑によって人命に危険がある以上、これは英断だったという声も少なくありません。

歴史あるお祭りだからこそ中止するのはとても大変だったとは思いますが、関係者の判断は正しかったと思っています。

ところで京都と言えば古くから首都として繁栄してきた場所であり、歴史の深さは非常に素晴らしいものがあります。

ネット上で面白い試みがされていました。

祇園祭自体が中止になった最後はいつなのか？　という事を調べていたのです。

京都の祇園祭、花笠巡行が猛暑で中止になったという英断を聞いて、祇園祭自体が中止になったことはないのかな？と調べたら一度だけあって、第二次世界大戦とかかな？と思ったら「応仁の乱」だった…。

— らいむ (@wenslime) 2018年7月23日

なんと最後に中止されたのは応仁の乱というではありませんか。

※　応仁の乱とは

応仁の乱（おうにんのらん）は、室町時代の応仁元年（1467年）に発生し、文明9年（1477年）までの約11年間にわたって継続した内乱。室町幕府管領家の畠山氏、斯波氏の家督争いから、細川勝元と山名宗全の勢力争いに発展し、室町幕府8代将軍足利義政の継嗣争いも加わって、ほぼ全国に争いが拡大した。明応2年（1493年）の明応の政変と並んで戦国時代移行の原因とされる^[1]。十数年に亘る戦乱は和睦の結果、西軍が解体され収束したが、主要な戦場となった京都全域が壊滅的な被害を受けて荒廃した^[2]。

応仁元年（1467年）に起きたことから応仁の乱と呼ばれるが、戦乱期間の大半は文明年間であったため応仁・文明の乱（おうにん・ぶんめいのらん）とも呼ばれる。

出展　wikipedia

 

そこでこの情報について調べてみました。

・中止された回数は3回？

上記のツイートでは1度だけ中止されたことがあると記載されています。

祇園祭全体が中止されたのは1度、そして山鉢巡行と呼ばれる前夜祭のようなものが2度中止されています。

合計で見ると3回と言っても良いかもしれませんね。

祇園祭は台風がやって来ても中止にならないお祭りとしても有名です。

それだけ歴史を大切にしているという事ですね。

そんなお祭りが中止になった理由をまずは山鉢巡行の方から見ていきましょう。

・太平洋戦争によって中止された

・阪急電鉄地下工事の影響によって中止された

というこの2回となっています。

そして、祇園祭全体が中止になったのは1度だけ、それが応仁の乱の時なのです。

歴史の深さを感じてしまいますね。

・まとめ

これほど深い歴史と何があっても中止にならないと有名な祇園祭が中止になった事は本島に驚きですよね。

それほど今夏の暑さが厳しいとも言えますが、それ以上に関係者の良識が際立ったのだと感じました。

歴史や伝統はとても大切ですが、お祭りに関しては命を懸けてまでやる必要はありませんよね。