台風12号の進路がおかしい？　変な進路の台風のまとめ！

まずこちらの画像をご覧ください。

台風12号の進路を表している図なのですが、本当に変な進路になっていますよね。

基本的に北や東へ流れていく事の多い台風なのですが、わざわざ東から西へと大陸側へ移動する台風は珍しいです。

その影響で日本列島には大きな被害が予想されています。

さて、この台風12号の進路を見ていて思ったのですが、他にも進路のおかしな台風というのはあったのだろうか？　と。

そこで今回は進路が変わっている台風の情報を集めてみました！

・たくさんある変な台風

これまでに日本にやって来たおかしな進路の台風は探してみるとかなりあります。

まずはこちら。

非常に勢力の強い台風として警戒されていた2011年の台風6号マーゴンの進路がこちらになります。

なぜか香川県にだけ寄り道をするような進路になっていますよね。

その後は南へとずれた後、北へと向かい日本列島にはさほど影響を与えませんでした。

こうやって見ると四国にだけ用事があった台風のようにも見えてしまいます。

次の台風はこちら。

こちらは2016年の台風10号ライオンロックです。

この台風は今回の台風12号に少し似ている進路ですよね。

台風の中心がもう少し南にずれると台風12号にかなり似ている状態になります。

探してみると日本列島に来て西へ向かう台風というのもあるものなのですね。

しかし、動きとしては非常に珍しいタイプだといって良いでしょう。

日本列島から西へ抜けていく台風の数はそれほど多くありませんね。

最後の台風はこちらになります。

2012年に台湾で一周した台風テンビンです。

見てみると台湾上空で一周している様子が分かりますね。

このような進路になる台風はとても珍しいのです。

ちなみにこのテンビンは朝鮮半島に甚大な被害をもたらした非常に強い台風なのです。

・まとめ

今回の台風12号が珍しい西へ向かう進路になった理由は、日本付近にある寒冷渦と呼ばれる寒気を伴った空気の渦の影響なのだそうです。

この寒冷渦が西へと向かっている影響で、台風12号がそれに引きずられるようにして西へと向かっているのだとか。

自然災害というのは本当に規模が大きな話になりますよね。

今回の台風12号は勢力が強いとされていますから、不要不急の外出は控えておきましょう。