15世紀のマリア像が修復により悲惨な姿に……！　その驚きの理由とは？

出典　https://www.jiji.com/jc/article?k=2018090900147&g=int

まずはこちらの画像をご覧ください。

左側が修復される前、右側が修復後の姿なのです。

これを見て衝撃を受けた人は少なくないでしょう。

実はこの修復されたマリア像は15世紀に造られたという非常に貴重なものなのです。

それがこれほどショッキングな色使いで修復されたのですから、驚いた人も少なくないでしょう。

このマリア像はスペインの教会に展示されてあったものだそうですが、修復後には批判が殺到してしまったのです。

さらに修復を手掛けたのはプロではなく素人の女性だというのです。

これによって、批判はさらに大きくなってしまったそうですね。

・なぜ修復したのか？

どうして素人の女性がこのような修復をしてしまったのでしょうか？

これが教会に許可を取っていないものであれば、さらに波紋が広がってしまいそうですよね。

しかし、その心配は必要ありません。

修復をした女性は教会の許可を得ていました。

さらに女性の証言によると近所のみなさんは気に入ってくれているのだとか。

ですので、それほど問題にされても困る、という雰囲気なのでしょう。

ここで思い出すのは例の壁画ですよね。

・壁画の修復を素人がした結果……

こちらはスペインのボルハ市にある壁画の画像です。

左が修復前、右が修復後となっています。

素人の女性によって修復された結果、このような状態になってしまったのです。

このニュースは世界中を駆け巡り、その結果ボルハ市にはこの壁画を一目見ようとする観光客で溢れかえったのです。

確かに文化財をこのような姿にしてしまったのは残念なことかもしれません。

しかし、それによって話題となり多くの人が訪れてくれるようになったのであれば、悪い事ばかりだとは言えないでしょう。

今回のマリア像もそうなってくれたら良いですよね。

・まとめ

文化財は大切にしてほしいと思う反面で、身近にいる人たちが納得しているのであればそれでも良いのではないか？　と思ってしまいます。

ただの彫刻ではなく信仰の対象として置かれているものなのですから、身近にいる人たちに愛されているのであれば問題がないようにも思えるのです。

今回の修復が良い方向へ転がってくれる事を祈っています。