風疹大流行の兆し！？　最も悪影響を受けるのは〇〇！

国立感染研究所の発表によると今年、風疹患者が1103人となっており去年の93人の約12倍になっている事が分かりました。

こうした状況を踏まえて、風疹が大流行の兆しがあると考えているそうです。

風疹と改めて言われてみると、どのような症状なのか、何が問題なのかがよく分からない部分もあります。

ですので、今回は風疹についてその症状や影響を受けやすい人について記事を書いていきましょう。

・風疹の症状

風疹というのは風疹ウイルスによって感染する感染症の事です。

その主な症状というのは関節痛、目の充血、軽い咳、発熱、発疹、リンパの腫れなどが挙げられます。

基本的には子供の病のように理解されていますが、昨今では患者の9割が大人となっていますね。

ですので、大人こそ気を付けなければならないと考えてください。

最近では2013年に大流行しましたが、今年も大流行の兆しが出ています。

しかし、3日ほどで症状が落ち着く事もありわざわざ予防接種を受けに行く人は少ないかもしれません。

それでも風疹を甘く見てはいけない理由があるのです。

・最も影響があるのは胎児！

風疹で最も気を付けなければならないのは妊婦の感染なのです。

実は妊婦が風疹に罹ってしまうと、それによって胎児が先天性風疹症候群という障害を持つ危険性があるのです。

先天性風疹症候群というのは難聴や白内障、心臓疾患などの重い障害、病を引き起こします。

その後の人生を大きく左右する要素になりかねないのです。

ですので、妊娠前に予防接種を受ける事がとても重要になります。

罹ってしまってからでは遅いのです。

・予防法は？

さて、そこで気になるのは予防法なのですが、人込みを避ける、マスクを着ける、うがい手洗いの徹底となっています。

人から感染するものなのでこうした方法しかないのでしょう。

しかし、基本的な対策はとても大切です。

今年の冬はいつも以上にウイルスからの自衛が重要になります。

・まとめ

風疹大流行の兆しが見えているのは不安ですが、うがい手洗いなどの徹底をするなど自衛をするしかありません。

人込みを避けるように、と言われていますが働いている人には難しいですよね。

人込みに入った後のケアをしっかりとしておきましょう。