子宮頸がんワクチンの問題点と騒ぎの原因

子宮頸がんワクチンについてはいろいろな事が言われていますよね。

一時期、全国的にCMが打たれ無料でワクチンが打てるのという事もありました。

しかし、その薬害や副作用が取り沙汰されてからはCMが流れる事がなくなりました。

ああ、何か怪しいものだったんだな、という認識が私の中にありましたが、実際には薬害や報告されている副作用というのは因果関係がないというのです。

これは一体どういうことなのでしょうか？

今回は子宮頸がんワクチンにまつわる問題点に迫りたいと思います。

・死亡例は何だったのか？

海外では子宮頸がんワクチンの副作用で死亡例があった事を記憶しています。

しかし、これには続きがあったのです。

実は子宮頸がんワクチンとの因果関係が認められない、という報告が出されたのです。

イギリスとインドで4名が死亡したとされていますが、そのどれもが因果関係がなかった事が分かっています。

それではなぜ子宮頸がんワクチンの副作用だと騒がれたのでしょうか？

そこに何も因果関係がないというのは少し暴論のような気がします。

しかし、研究の結果、因果関係なしという事なのであればそれを認めなければなりません。

さらに子宮頸がんの副作用の根拠とされていたマウス実験の報告書に捏造があったという事も分かりました。

何とも煮え切らない気持ちになっていたところで、子宮頸がんワクチン接種後に痙攣が起きるようになった少女たちの動画を見付けました。

これが何の因果関係もないのか……と思い、調べていくと心因性の原因が見つかりました。

・クララ病とは

副作用が出たとされている少女たちはクララ病だというのです。

正しくは転換性障害という名前であり、これは精神疾患とされています。

患者は女性が男性の2倍だと言われています。

診断は身体的な疾患が認められないことが条件です。その上で、あたかも身体疾患を持っているような症状が認められます。たとえば、何らかのストレスや心理的な要因が引き金となって、運動機能や感覚機能が損なわれています。具体的には、運動麻痺、部分的脱力（力が抜けて歩けない・手が挙がらないなど）、物が飲み込めない、声が出ないや、触覚・痛覚の消失や聴覚障害、視力障害などです。また、子どもに多いのは発作やけいれんなどがあります。

出典　http://www.jisinsin.jp/detail/09-inagaki.htm

たとえば、話せない小さな子が手を突っ張らせると親が心配してきてくれるという事があった場合。

その子供はこうすれば親の関心を引けるのだと学び、繰り返すようになります。

年下の兄弟が生まれた時に、既にいる子供が赤ちゃん返りをするというのもこの一種なのだそうです。

元々、思春期で不安定になりやすい少女たちが、内面に抱えるストレスをこのような形にして出してしまっているのかもしれませんね。

本人にとっては辛い事であるのは間違いないので、嘘などではない事も注意しなければなりません。

・まとめ

子宮頸がんワクチン自体には現在のところ、危ないとされている点はありません。

そこが分かっただけでも今回記事をまとめてみて良かったです。

思春期には不安定になりやすく、様々な症状が出るという事なのでしょう。