もののけ姫を100倍楽しむために知っておきたい、ある秘密とは?
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先日金曜ロードショーで放送されたもののけ姫の視聴率が高かったことが話題になっています。
1997年に映画になったジブリ作品ですが、21年経過した今でも人気とはさすがですよね。
そこでもののけ姫を持った楽しむために知っておきたい秘密について、この記事の中でまとめていきましょう。
まず基本的な部分、歴史的背景や時代設定などについてみていきます。
・時代とアシタカの出身地は?
結論から言えば、室町時代だと思って間違いないでしょう。
まずはヒントになる部分から探っていきましょう。
エボシのセリフの中にこうしたものがあります。
「明国の鉄砲は重くて使いにくい」。
明は1368年から1644年まで続いた国ですから、その間の時代だという事になりますね。
次に「大和との戦に敗れ五百十四年」というアシタカの村で村人が言っていたセリフも気になります。
日本で鉄砲が使われていた時代と言うのは長くありません。
1543年から1573年、鉄砲伝来から室町の終わりまでとなります。
そこから逆算して考えると、大和との戦というのは11世紀。
1000年代に起きた大きな戦争というのは前九年の役、後三年の役が有名です。
どちらも東北地方で起きた戦となります。
アシタカはエボシに対して出生地を尋ねられた際「北と東の間」と答えているのです。
つまり、東北という事です。
またゴンザがアシタカを描写する際「赤獅子に跨った、石の鏃を使う勇猛な蝦夷の一族」と言っています。
蝦夷というのがキーワードですね。
こうした言葉から考えてみても、やはりアシタカの出身は東北だと言えます。
・モロが抱える大きな秘密
サンの育ての親でもある山犬モロ。
実は彼女には大きな秘密があるのですが、これは劇中だけでは読み取る事が出来ません。
宮崎駿監督がメイキングシーンでポロっと一言秘密を漏らすだけだからなのです。
その秘密というのはモロと鎮西の乙事主が昔恋仲だったというものなのです。
しかし、これは確定的なのかどうかという点が定かではありません。
というのも、美輪明宏さんがメイキングシーンでモロのアフレコをしている時、
昔2人が付き合っていたという雰囲気で、とお願いをしているだけだからです。
その時、美輪明宏さんも「そういう事があったのね」と驚いた様子を示していました。
昔の恋人に対する態度がアフレコの際、微妙な感情を織り交ぜたものへと変わっていったのです。
そうやって見てみるとモロと乙事主の会話がより深いものに感じられますよね。
・まとめ
ナウシカとは異なり、もののけ姫は自然と文明の調和を全く描いていません。
むしろ、悲しいまでの対立を描いています。
どこか現代にも通ずるものがあるからこそ、ここまで人の心を打つのでしょう。
何度でも見たい映画の1つです。
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