国籍ってどうやって決めているの?
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大坂なおみさんが4大大会で優勝したというのはとても素晴らしいニュースですね。
しかし、インタビューなどを見ると英語を流暢に話している半面で、日本語についてはおぼつかない様子。
大坂なおみさんは日本国籍なので英語の方が流暢だという点で少し違和感を覚える人もいるようですね。
そこで今回は国籍の決まり方についてまとめてみたいと思います。
国籍というのは変える事も出来ますから、一度決まってしまったらそれで終わり! というものではありません。
様々な人の様々な生活に対応し、国籍を変える事が出来るので生まれてから死ぬまで同じものでなければいけないものではありません。
しかし、国籍を変える人の方が少数である点も間違いはないでしょう。
国籍の決まり方についてどうなっているのか疑問に思う人がいるのも当然でしょう。
・国によって国籍の決まり方が異なる
まず国籍の決まり方というのは世界共通ではありません。
これには深い歴史的な事情がありますが、そのことを話し出すとまとまらなくなりますから、今回は割愛しておきましょう。
国籍の決まり方は大きく分けて2種類あり1つは血統主義、もう1つは生地主義です。
血統主義というのは両親がA国の国籍を持つ人である限り、生まれた場所がどこであろうともその子どもがA国の国籍を有する権利があるとするものです。
日本はこの血統主義を採用しています。
たとえ日本で生まれた子供であっても、両親が日本国籍を持っていない場合には生まれた子供は日本人ではありません。
生地主義というのは両親の国籍は関係なく、子どもが生まれた国の国籍を有する権利を得るというものですね。
アメリカやカナダなどは生地主義を採用しています。
・どのような問題が起きるのか?
国籍の決まり方が異なる以上、問題も起きてしまうのが必然です。
両親が日本人であり、子供が生まれたのがカナダの場合、生まれた子供は日本国籍とカナダ国籍の両方を得る事になるのです。
二重国籍という問題が起きるわけですね。
もちろん、日本では1つの国籍を選ばなければいけないとされていますが、罰則規定などもなく二重国籍の状態を保つ人が多いそうです。
国民の権利、義務の関係から言ってもやはり二重国籍では問題が多くなりそうですね。
・まとめ
血統主義なのか生地主義なのかという点は歴史的な背景によるところが大きく、ただ制度を整えて世界共通にすれば済むという問題ではありません。
ですから、分かりやすさを求めて世界共通の決め方にするのがとても難しいのも事実なのです。
現在の問題を知るためには歴史を学ぶ必要があると痛感しました。
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