ホワイトハウスに出入り禁止のCNN記者！　その理由はロシア疑惑！

先日、アメリカ国内で中間選挙が行われ、下院では民主党が過半数になるという捻じれ現象が起きました。

私個人の予想では共和党が勝利するだろうと思っていたのですが、見事にその予想が外れました、はい。

恥ずかしくはありますが、一度表に出したものですから隠すのも卑怯だと思いますので、こちらをご覧ください（汗）

アメリカ中間選挙で共和党が大勝利すると思われている理由とは？

さて、中間選挙後、トランプ大統領がCNNの記者、ジム・アコスタを出入り禁止にしたというのがニュースになっています。

いったい何が起きたのでしょうか？

その詳細についてまとめていきたいと思います。

・事の経緯

以前からCNNとトランプ大統領は激しく反目し合ってきました。

トランプ大統領はCNNの事を「フェイクニュース」「国民の敵」と呼び、激しく指弾してきたのです。

そして、CNNの急先鋒となっていたのが今回ホワイトハウスにしばらく出入り禁止となってしまったジム・アコスタ記者なのです。

さて、では彼の何がトランプ大統領をそこまで怒らせてしまったのでしょうか？

その原因はロシア疑惑だといって良いでしょう。

つまり、ロシア疑惑の中にトランプ大統領を激高させた何かがあると言えます。

ではロシア疑惑とは何なのか？

それを短くまとめていきましょう。

・ロシア疑惑の概要

ロシア疑惑とは2016年に行われた大統領選挙の際、トランプ候補を勝たせるためにロシアが国を挙げてサイバー攻撃やSNS上でのプロパガンダ流布による選挙干渉、工作の事なのです。

つまり、ロシア疑惑というのはトランプ政権の正統性、合法性そのものを疑う内容だと言えます。

トランプ大統領がここまで神経質になる理由がよく分かりますね。

しかし、重要な点は証拠はない、あくまでも疑惑にとどまっているという事なのです。

つまり、半トランプ陣営による工作という可能性も捨てきれません。

そうであれば、トランプ大統領からしてみると嘘によって政権に対する信頼を損なわせようという工作となります。

「フェイクニュース」「国民の敵」という言葉が出て来るのも当然かもしれません。

今回、ジム・アコスタ記者はトランプ大統領に対して何度目か分からないロシア疑惑に対する質問をしました。

またその時に止められてもマイクを手放さないという態度だったために、しばらくは出入り禁止という措置を受けたのです。

・まとめ

基本的にアメリカの大統領が主要国内メディアとここまで熾烈に争う事はありませんでした。

これは大きな時代の転換が起きていると言えます。

これからはグローバリズムの方向から、ナショナリズムの時代になるのかもしれませんね。