日本文化が伝わり辛い理由

公開日: : 最終更新日:2018/06/18 未分類

日本の文化はとても分かり辛いものだと言われる事がある。

 

幽玄や玄妙といった感覚的なものは、それこそ言葉で表現出来る範疇を越えているし、侘び寂びと言っても同じことのように思う。

 

しかし、私は外国人であったり日本の文化にそれほど深く関わってこなかった人に対して、こうした良さを知ってもらいたいと思っている。

 

もちろん、興味のない人に対して無理に伝えようとはしないけれど、興味を持っている人に対しては何とかして分かってもらいたい、感じてほしいと考えているのだ。

 

背景として私が二十年以上伝統芸能に関わっているという事もあるだろうし、武道を二十年近くやっていたという過去も影響している。

 

私は日本の文化がとても好きなのだ。

 

内側へと凝集していくような力強さ、そして充実した内面から表現される火花のような激しさ。

 

その様子はフラメンコに似ていると言っていた友人もいた。

 

内側へと燃え盛る情熱が火花のように表へと表現されていく様が、フラメンコのようだと思ったらしい。

 

私は日本の文化が精神性をとても大切にしている点、内面を描いたり表現するために気の遠くなるような反復練習が必要な点をとても気に入っている。

 

そう思うと、どうして日本文化の良さが伝わり辛いのかが分かって来る。

 

例えば和歌にしても武道にしても何にしても、ある程度の予備知識が求められるのだ。

 

ここまでの事をするのに、どの程度の努力が必要になるのかという点を踏まえた時、ただそこにある花やただの四肢の動きに見えていたものの大きさを感じられるのだろう。

 

その点で日本文化は奥が深いとも言える。

Sponsored Link



関連記事

no image

個人情報漏洩!マイナンバー流出がもたらす恐ろしい影響とは!

マイナンバーが約70万件漏洩していた事が発覚し、大きな話題になっています。 こうした事態は以前

記事を読む

no image

能登半島で日韓漁船が衝突!日本側の被害と衝突の理由は?

能登半島沖、竹島の北東で日本と韓国の漁船が衝突し、韓国の漁船が浸水した事が分かっています。 日

記事を読む

no image

しゃぶしゃぶ鍋騒動やアイドルに1億円請求。続く芸能事務所のパワハラの闇!

信じられない事件が明るみに出てきて、大きな波紋を呼んでいます。 ある芸能事務所の社長がグラグラ

記事を読む

恋人とイヴに行きたい!関東の絶景イルミネーション!

冬になると私は毎年必ずイルミネーションを見に行く事にしていますが、実際に行ってみた中でのおすすめをま

記事を読む

no image

山本kid徳郁さんが癌により逝去、その偉大な功績を追う

癌による闘病を公表していた山本kid徳郁さんが逝去された事が分かりました。  

記事を読む

no image

15世紀のマリア像が修復により悲惨な姿に……! その驚きの理由とは?

出典 https://www.jiji.com/jc/article?k=201809090

記事を読む

涙を堪えた天皇の記者会見、その涙の理由は何だったのか?

本日12月23日は今上陛下の誕生日であり、天長節と呼ばれています。 天長節に

記事を読む

私服警官が通報され大騒ぎ!私服警官の見分け方を考える

22日午前9時20分ごろ、東海道新案戦の乗務員が「拳銃を持った人がいる」とJR東海を通じて通報しまし

記事を読む

no image

本田朋子が妊娠!?お相手の五十嵐圭さんって?

  元フジテレビアナウンサーの本田朋子さんが妊娠したというニュースが飛び込ん

記事を読む

徳川埋蔵印が150年ぶりに見つかる! 埋蔵金の発見も間近か?

    徳川埋蔵印という言葉を聞いたことがありますか?

記事を読む

Sponsored Link



Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Sponsored Link



死刑執行に関する秘密とは?知られざる決まりがある?

本日、強盗殺人などの罪で死刑判決を受けていた2名の死刑が執行

BUMP OF CHICKENがライブに力を注ぐ理由

BUMPのロストマンが箱根駅伝のテーマソングになった事が話題

日経平均株価暴落! 株の値段ってどうやって決まるの?

日経平均株価が1000円以上の暴落をしてしまい、去年9月以降

上馬キリスト教会がSNSで人気の理由とは?

まずはこちらのツイートをご覧ください。 ht

涙を堪えた天皇の記者会見、その涙の理由は何だったのか?

本日12月23日は今上陛下の誕生日であり、天長節と呼

→もっと見る

PAGE TOP ↑