吉澤ひとみに懲役2年求刑！執行猶予は付く？それとも実刑？

先日ひき逃げ事件を起こしたとして起訴された元モーニング娘。の吉澤ひとみ被告ですが、初公判が開かれ懲役2年が求刑されたとの事です。

もちろん、この求刑の通りになるかどうかは分かりませんが、実刑判決の可能性もあると言われています。

本当に大変な事件だと思いますが、執行猶予が付く可能性はどのくらいあるのでしょうか？

今回はその点に迫ってみたいと思います。

・執行猶予ってなに？

そもそも執行猶予というのは「執行猶予期間に犯罪を犯さなければ判決の効力が生じない」という制度です。

でも、犯罪を犯した人間が刑務所に入らなくても良い制度なんて必要あるの？　という声もあります。

執行猶予の意味は社会復帰と更生にあるのです。

犯罪を犯してしまうと社会復帰が難しく、それが再犯率の高さに繋がっているという意見があります。

犯罪者であったとしても社会のどこかには居場所が必要だという面も無視出来ません。

そうなると、やはり社会復帰をして更生するチャンスがどこかに必要なのです。

・執行猶予ってどのくらいの確率？

犯罪白書を見てみると平成26年は懲役、禁固刑が5万5681件でありそのうちの3万3206件が執行猶予となっています。

つまり大体6割くらいだと思って良いでしょう。

ちなみに執行猶予が付いているのは懲役3年以下の犯罪が多数であり、それを越えるものはほとんどありません。

今回、吉澤ひとみ被告に求刑されたのは懲役2年という事ですから、執行猶予になる可能性が高いと言えます。

今回のひき逃げでは死者が出なかった事、怪我がそれほど重くない事なども加味されるでしょう。

これで重傷を負わせていたり、死者が出ていた場合には懲役2年などという甘い求刑にはならなかったはずです。

そうなると吉澤ひとみ被告にとっては不幸中の幸いと言えそうです。

・まとめ

今回、吉澤ひとみ被告はおそらく執行猶予付きの判決となるのでしょう。

社会復帰とは言いますが、元々が芸能人である以上イメージは最悪の状態。

芸能界への復帰を諦めて、静かに暮らしていくしかないかもしれませんね。