地名から見る歴史
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最終更新日:2018/06/20
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日本の地名の中にはとても面白いものがたくさんあり、歴史的な流れなどもそこに含まれている事があるのです。
今日はざっくりとではありますが、地名と歴史の流れの関係性について書いてみたいと思います。
例えばですが、縄文時代などから使われている言葉が地名になっている事があるとご存知でしたか?
私もそれほど詳しくなかったのですが、例えば「江戸」という言葉は古代人が使っていた言葉なのだそうです。
そう考えると古代から現代にまで歴史が繋がっているんだな、としみじみ感動してしまいますね。
それだけではなく、古代の日本では川の流れている場所が「水流」(つる)と呼ばれていたのだそうです。
宮崎県などには川水流と呼ばれる地域があり、これは古代からの名残なのだとか。
水流という言葉で表現をされていなくても、当て字のようにして「鶴」という漢字に変わっている場所も多いと言います。
鶴間、鶴舞、鶴川のようになっている場所も同じように川との繫がりがある場所に多いのだとか。
また自然に関連するものばかりではなく、歴史的な背景を含んだ地名もたくさんあるそうです。
例えば、中世日本では荘園と呼ばれる領主から支配を委託された武士が収めている土地がありました。
そして、中世の人々は荘園を「荘」「保」「杣(そま)」「牧」「御厨(みくりや)」などと呼んでいたのです。
現在の地名でこのような感じを使われれている場所は、昔は荘園だった名残だったとされる事があります。
新庄、本庄、牧田、牧野、杣川、厨川などの地名は昔荘園だった場所なのです。
個人的に面白いと感じたのはその土地にある有名企業から土地の名前を付けたという話ですね。
愛知県の豊田市にあるからTOYOTAという企業名なのかと思っていたのですが、実際にはその逆なのだそうです。
TOYOTAがあるから豊田市になったという話はとても面白かったです。
廃藩置県によって古来の地名が失われてしまった場所もありますが、このようにして学んでいくと古代から現代までちゃんとつながっているんだな、と感じられますね。
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