スマホ、ネット、ゲーム依存が話題に。依存はどうすれば防げるの？

オンラインゲームに依存をしてしまった男性の記事が産経新聞に掲載されています。

今、スマホやPCなどのネット環境を捨てて生きていける人は少数でしょう。

つまり、その全員に依存症になる危険性があるのです。

では、どうすれば依存症になるのを防げるのでしょうか？

その答えを見ていく前に、依存症の恐怖について少し記述しておきます。

実は世界保健機関（WHO）がゲーム依存は新しい疾病だと来年5月に正式に決定しようとしています。

それほど世界中にゲーム依存症の人がいるという話なのでしょう。

ちなみに中国や韓国ではすでに国策として対応しているレベルの社会現象にもなっているのです。

そもそも依存はなぜ起きるのかを見ていきたいと思います。

・依存症の原因はいくつかある

依存症の種類はたくさんありますので、今回はネット依存に焦点を絞ります。

まず個人的背景が非常に大きいという点が重要ですね。

個人の生活環境、心理状態が依存症になるかどうかを大きく左右します。

例えば、話し相手が欲しい主婦や独り暮らしをしている人などは寂しさを抱えやすく、その分ネットに依存する傾向が強いのだとか。

また家族の不和であったり、新しいもの好きな性格、承認欲求が強い人もなりやすいと言われています。

それだけではなく、トラウマなどを抱えている場合には愛着障害を持ちやすく、それが不安定な嗜好を持ちやすい要素にもなるのです。

簡単にまとめてしまえば、心が弱っている時にはネット依存症になりやすいのだと思って良いかもしれません。

それくらい身近にある危険でもあるのです。

・依存症になるのを防ぐためには？

まず実生活の中での居場所を形成していく事が重要だと言われています。

最も身近な場所で言えば家族関係の修復です。

また以前、個人的に参加した心理学系のセミナーでは「たくさんのものに少しずつ依存する」のが解決策だと言われていて、私はこれが本当にその通りだと感じました。

1つのものに対して過剰に依存をしてしまうから問題が起きるのであり、たとえば運動、読書、ネット、食事、映画鑑賞などいくつもの夢中になれるものがある状態であれば、自然と没頭する度合いが低くなります。

それだけに集中してしまうから問題が起きるのだと思っておけば、注意を他に逸らしやすくなるかもしれ前sンね。

とはいえ、実際に依存症になっている場合にはその背景に苦しみや孤独などが隠れている場合が多いので、心のケアから始めていくのが順当でしょう。

・まとめ

現代病と言っても良いくらいネット、ゲーム依存は広がっています。

楽しむのは全く問題がないのですが、やっていないと不安になるという状態では本末転倒ですよね。

依存しているものを極端に避ければ治るわけではありません。

癒されなければならないのは孤独や苦痛を感じている背景、過去なのです。

その点を忘れないようにしたいものですね。