ニセクロハツを含むキノコが危ない！？　毒キノコの恐るべき毒素とは？

今、にわかに話題になっているのが毒キノコ。

ニセクロハツという毒キノコを食べてしまった男性が急逝してしまったというニュースが飛び込んできました。

そこで今回は毒キノコに関する記事をまとめ、注意喚起をしていきたいと思います。

・現代の英知を大切にしよう

日本は歴史が長い国であり、だからこそ言い伝えなどもたくさんあります。

しかし、毒キノコに関しては信用してはならない格言などが残されているのだとか。

毒キノコの見分け方が伝承されていますが、実際には事実と異なっている部分も少なくありません。

その例を見ていきましょう。

茄子と一緒に料理素をすれば毒が消える、という言い伝えがありますがこれは全くの誤解です。

また虫やナメクジが食べているキノコは人も食べられるというのも誤解となります。

それだけではなく、柄が縦に割けるものは大丈夫、地味なキノコなら大丈夫、いい匂いがすれば良いなどの言い伝えもありますが、そのどれもが信用してはいけないとされています。

大切な事は毒キノコと一言で言っても、非常に多様な種類があり共通している特徴はないという点なのです。

その点をしっかりと押さえておきましょう。

・毒キノコワースト3

まず最強の毒キノコとされているドクツルタケから紹介します。

西洋では破壊の天使と呼ばれていますし、死亡率の高さが際立っている毒キノコなのです。

非常に恐ろしい毒素を持っていて、1本だけで致死量に至るとされています。

次はカエンタケです。

このキノコは触れただけで皮膚がただれるなどの症状が出ます。

また致死量は3gとなっています。

非常に強い毒素を持っているキノコなので見かけても決して触れてはいけません。

次はシロタマゴテングタケです。

先ほど紹介したドクツルタケに似ている雰囲気がありますが、柄にささくれがなく小さめなのが特徴ですね。

シロタマゴテングタケを食べてしまうと激しい嘔吐、下痢、腹痛が起きてしまいます。

最悪の場合には死に至る危険性がありますので、決して食べないようにしてください。

・まとめ

毒キノコというのは身近にあるものです。

見た事ないよ、普通に生活していれば関係ない、というのは誤解なのです。

公園などに生えている場合もありますので、お子さんなどには特に注意喚起をしておきましょう。