山本kid徳郁さんが癌により逝去、その偉大な功績を追う

癌による闘病を公表していた山本kid徳郁さんが逝去された事が分かりました。

格闘技ブームをけん引してきたスターの早逝に多くの人が衝撃を受けています。

そこで今回は山本kid徳郁さんについてのまとめていきたいと思います。

まずその経歴を追ってみましょう。

・注目される前から実力派として君臨していた

山本kid徳郁さんが一世を風靡する前から実力派として関係者たちには知られていました。

というのも、山本kid徳郁さんのお父さんはミュンヘンオリンピックの日本代表として世界で戦っていた人なのです。

山本kid徳郁さんがよくご自身を「神の子」と言っていましたが、その神とはお父さんの事だったんですね。

その地を受け継いだ山本さんは高校時代、アメリカにてレスリング修行をしていました。

アリゾナ州の王者に3度輝いた後帰国、全日本学生レスリング選手権大会で優勝をするなど素晴らしい成績を手にしていますね。

その後、総合格闘家に転身をして2001年にプロデビューをすると、あっという間に修斗という総合格闘技の世界ランク2位まで上り詰めたのです。

・その後、格闘家として一時代を築く

格闘家として一時代を築いた山本kid徳郁さん。

名立たる選手と対戦しKOの山を築き上げる事になりました。

当時、日本をけん引していた格闘家は山本kid徳郁さんと魔裟斗さんでした。

そして、その夢のカードが実現するとその試合だけチケットが飛ぶように売れました。

最高視聴率は何と31.6%という驚異の数値を叩き出し、日本中が注目していた事が分かります。

結果的には魔裟斗さんの勝利となりましたが、この試合は伝説として語り継がれる事になります。

・まとめ

まだ山本kid徳郁さんは41歳であり早逝した事については残念としか言いようがありません。

しかし、燃えるように生きた格闘家として多くの人の記憶に残るのは間違いありません。

ご冥福をお祈りします。