内村航平が衝撃の予選落ち！　スランプか！？

体操の全日本種目別選手権が開催されていますが、その中で衝撃のニュースが飛び込みました。

体操の王者と名高い内村航平さんが鉄棒競技で落下をして、まさかの予選落ちをしてしまったのです。

体操王国日本の名を体現した王者の予選落ちは、少なからぬ衝撃を与えています。

最近、内村航平選手の不調が取り沙汰される事がありますが、その理由というのは何なのでしょうか？

・不調の理由は怪我

内村選手は体操の絶対王者として君臨してきましたが、2017年に行われた世界選手権、跳馬の種目に出場した際にしてしまった大怪我をしてしまったのです。

左足の前距腓（ぜんきょひ）靱帯の不全断裂という診断名であり、全治2、3週間となり世界選手権7連覇を達成出来ないという辛い状況に立たされてしまいました。

ご本人のお話によると怪我をした際には「スネが真っ二つに折れた感覚」があったのだそう。

私自身も靱帯を不全断裂した事がありますが、あまりの痛みに呼吸のリズムすら忘れそうになるほどでした。

この怪我をきっかけにして内村航平さんのスランプが始まってしまうのです。

・襲い掛かる恐怖心

この怪我をきっかけにしてまず内村航平選手は治療に専念する事になります。

靱帯を痛めてしまうとリハビリにも時間が掛かりますし、リハビリ時の痛みは相当なものです。

回復するだけでも大変な苦労をされたのだと思います。

そして、怪我から復帰して大会に出場するも2018年4月に行われた体操・全日本選手権では11連覇ならずとなりました。

2018年3月には恐怖心を克服するために跳馬に挑戦し、ミスのない演技を見せた事で完全復帰の期待も高まったのですが、今回の予選落ちなどのニュースでは心配が募りますね。

・まだまだ諦めない内村航平

しかし、メディアなどに登場する内村選手は非常に前向きな発言もしています。

「どんな体勢でも（着地で）立とうと決めていた。成功してけがをしているので、何とも言えない。けがをするのはまだ下手だから。しっかり治して、はい上がってやろうかなと思っている。」

と内村選手は怪我をした直後に話しています。

こうしたところからも読み取れるように、ご本人にはまだまだ気力が十分残っていると考えて良いでしょう。

完全復帰となるまでには時間が掛かってしまうかもしれませんが、その時がやって来るまで応援するのをやめるつもりはありません。

またひのき舞台で活躍する内村選手が見れるのを楽しみにしています。