将棋ブーム

昨今、将棋が流行しているという話をよく耳にします。

私も将棋を数年前から始めて楽しんでいる最中にブームがやって来たので、なぜか私まで誇らしい気持ちになってしまう事も少なくありません。

私は羽生竜王の大ファンなのですが、昨今のブームを起こしたのは藤井聡太七段の功績によるところが大きいのでしょう。

その後、藤井聡太七段がプロデビューをして将棋界の話題が藤井一色になったと思いきや、そこで永世七冠を達成した羽生七冠はさすがだと言わざるを得ません。

太平洋戦争の最中、将棋の棋士が作戦に助言をするなどしていましたから、棋士の聡明さというのは昔から評価されていたと思って間違いないでしょう。

詰将棋をパパっと解いたり、先の先まで読んで駒を動かす能力というのは真似しようと思ってもなかなかできるものではありません。

私はのんびりと将棋を楽しみたいと思っているので、そこまで真剣に勉強をしておらず、その影響もあってオンライン将棋では1級止まりとなっています。

将棋の才能を持っている人は幼い頃から頭角を現すものなのだそうですね。

プロ棋士になれるような人は小学生の頃からアマチュア有段者になるのが当たり前で、小学生名人戦などでも優勝をするのも珍しくないのだとか。

プロになるのは狭き門を通らなければなりませんから、そうした意味ではプロというのは選ばれし者なのだと思って間違いないでしょう。

最近では見る将と呼ばれる人たちも増えているそうです。

見る将とは自分では将棋を差して楽しむ事はないけれど見て楽しむ人の事です。

最近はネットで棋戦の中継なども充実していますから、見る将が増えやすい環境が整ったという事も言えるでしょう。

また解説が面白いというのも特徴かもしれません。

将棋中継は解説者としてプロ棋士、そして聞き手として女流棋士が登場する形が多いです。

プロ棋士の中には本当に面白い人も多く、私がとても好きなのは木村一基九段、藤井猛九段、豊川孝弘七段です。

丁寧な解説をしてくれる棋士の先生も好きなのですが、やはりこのお三方の話は群を抜いて面白いですね。

見ているだけでも楽しめてしまうというのも、将棋が持っている魅力だといって良いでしょう。