安田純平が最初にテレビで取り沙汰されたイラクでの拉致事件を暴く！

先日、シリアで拘束され、カタール政府によって解放されたジャーナリストの安田純平さんが記者会見を開きました。

拘束されていた時期などの詳細について語っているので、多くの人から関心を寄せられています。

安田純平さんに関しては拘束自体が本当だったのかどうかという部分も含めて注目が集まっていますね。

ですので、今回の記者会見をご覧になった方は多いのではないでしょうか？

10代、20代前半の方はご存知ないかもしれませんが、彼がテレビで取り沙汰されるのは初めてではありません。

実は今から14年前の2004年、安田純平さんと他2人の日本人がイラクで武装組織に拘束されたのです。

この時にも彼は毎日のようにテレビで話題になっていました。

今回は彼が最初に話題になったイラクでの拘束についてまとめていきたいと思います。

・イラクでの拘束の実態

2004年、安田純平さんと他2人の日本人はジャーナリストとして戦争状態のイラクへと入っていきました。

その中でアメリカとの戦争の中で暮らしている市民の姿を追っていたそうです。

しかし、その道中バクダッド郊外で武装組織に拘束されてしまったのです。

この当時、イラク戦争は非常に悲惨な状態になっていました。

そんな状態の中で緊張感が高まっていたのでしょう。

武装手段は安田純平さんたちを「米国のスパイ」の容疑で拘束します。

そして、刃物を顔に当てられている映像が公開され、日本中に衝撃が走りました。

3人は拘束から3日後に解放されたのですが、日本政府は多額の身代金を払ったという情報もあります。

ですので、解放を喜ぶ声と同時に「自己責任だ！」という論調も高まったのです。

・解放された後、国民から非難された

このイラク解放劇に対して、国内からは厳しい意見が噴出しました。

というのも、解放されるまでの間、拘束されているジャーナリストのご家族がよくテレビの前に出ていたのです。

そこで外務省関係者に怒鳴り散らしたり、極端に演技掛かった様子で悲しんだりという様子を見せました。

自己責任で危険だと分かっている地域に行ったのに、どうして政府関係者に対して傲慢な態度で助けろと要求しているのだろう？

こうした疑問と同時に好きで行ったのだから自己責任、政府を責めるのはお門違いだと思った人が大勢いたのです。

そこから自己責任論が展開され、帰国した後の3人は非難を浴びる事になりました。

拘束された人が悪いというよりも、ご家族の態度に反感を持った人が大勢いたという事ですね。

・まとめ

これまで5回、海外で拘束されている安田純平さん。

そのたびに国費が使われてしまうのであれば、反感を買ってしまうのも当然かもしれませんね。

今回は国費が使われていないとされていますが、公に身代金を払ったという国はどこにもありません。

個人的にはそろそろ自重してもらいたいかな、と思っています。