ナメクジによって命を落としてしまった男性、彼に一体何が起きたの?
公開日:
:
未分類
ぞっとするようなニュースが飛び込んできました。
なんとナメクジが原因で命を落としてしまった人が出たのです。
サム・バラードさんというオーストラリアの男性が犠牲になりました。
いったい彼に何が起きたのでしょうか?
事の発端は彼の19歳の時の誕生日でした。
・何が起きたのか?
サム・バラードさんは19歳の誕生日パーティーを友人と一緒に楽しんでいました。
その時、丹羽に出てみるとナメクジが出て来たそうです。
彼は「食べてみようか?」と言って、ナメクジを本当に食べてしまったそうです。
単なる誕生日での悪ふざけで終われば良かったのですが、実際にはそうなりませんでした。
実はこのナメクジは病に感染しており、それを食べたサム・バラードさんは広東住血線虫症という感染症を引き起こしてしまいます。
この感染症は寄生虫によって引き起こされるものです。
この病は侮る事が出来ません。
広東住血線虫症になると寄生虫が脊髄から脳に侵入し、激しい頭痛や発熱、顔面麻痺、四肢麻痺などの症状が出てきます。
最悪のケースではサム・バラードさんのように命を落としてしまうのです。
・どのくらい症例があるの?
広東住血線虫症が感染しやすいのであれば、私たちも十分に注意しなければなりません。
実な日本国内での症例はそれほど多くなく、死亡例に関しては1件のみとなっています。
これは感染する経路がかなり限定されているためだと思われます。
まず広東住血線虫という寄生虫はドブネズミやクマネズミなどの肺動脈に寄生しています。
ネズミの肺動脈に産み落とされた卵が最終的に糞として出されるのです。
そこから感染していくというルートが一般的とされています。
ですので、ネズミが傍にいるような環境では注意が必要かもしれませんが、それほど気にする必要がない人も多いでしょう。
対策としてはナメクジ、エビ、カタツムリやカエルなどは決して生食しない事が重要です。
十分に加熱しておけば熱で広東住血線虫が死にます。
・まとめ
何とも恐ろしい話ですよね。
身近にも危険があるのだと感じさせるニュースでした。
サム・バラードさんのご冥福をお祈りします。
関連記事
-
-
南海トラフでスロースリップ確認?大地震の兆候が出ている!
南海トラフでスロースリップという現象が確認され、それが大地震の兆候だという話が飛び出しました。
-
-
教育勅語の問題点とは? アレンジが必要な理由は?
新文部科学大臣に就任した柴山昌彦大臣が教育勅語には普遍性があり、アレンジを加えた形で道徳教育などに活
-
-
近畿地方で梅雨明け! 乱高下する天候の理由は?
7月9日、ついに近畿地方で梅雨明けになりました。
-
-
活動休止を公表したマキシマムザホルモンが取った狂気の制度とは?
マキシマムザホルモンが活動休止を公表してから一日経ちましたが、ネット上ではその話題で持ちきりになって
-
-
入間航空祭でブルーインパルスが展示飛行を披露! 航空祭の見所ってなに?
まずはこちらのツイートをご覧ください。 秋晴れに恵まれた11月3日(土)、埼玉県の航空自衛隊入
-
-
北海道の自然災害の歴史に衝撃の事実が隠されている?
昨日未明に起きた北海道の大地震はまだまだ被害が広がる予想となっています。
-
-
甲子園のベスト16が決定! 注目すべきポイント、選手は?
本日、愛媛県の済美高校がタイブレークをなんと逆転サヨナラ満塁ホームランによって制するというドラマが起
-
-
ブータン人留学生が急増中?その理由って何なの?
今、日本国内でブータン人留学生が増えているという事がニュースになっていますね。 どうし
-
-
滋賀県米原市付近で竜巻被害発生!
2018年6月29日に近畿、東海、四国、北陸付近で活発な雨雲の影響により
-
-
ボクシング世界王者のその後の生活とは?
元ボクシング世界チャンピオンの西島洋介さんが現在どのように生活しているのか? という点がネット上で話